2011年5月2日月曜日

May day

今日はメーデーだった。

前夜祭の昨日は家の前にパトカーが12台も止まっていて、不穏な雰囲気だった。


家からの写真。すごくわかりにくいけど、奥にいるのがデモ。パトカーが道を封鎖している。
シュプレヒコールもあげまくりで、おっかなかった。
家のあるRosenthaler通りはデモの通り道になることは多々あるが、集会所になることはこれまでなかったそうだ。




メーデーの今日5月1日はKreuzbergで大規模なデモ集会が行われた。

もともと労働、雇用条件の改善を求めるためにおこなわれるデモだ。
外国人労働者は目の敵にされるかもしれない。

でも、当然行ってきた。
僕はドイツで労働していないから強気だ。


駅についたら、いつもよりもたくさんの人がいる。
いつもと違う雰囲気の通りをテクテク歩いて集会所へ。







あれ、完全に祭りだ。
Das ist Party.

おっかなびっくりしている僕の心配をよそに、トルコ人も他の国の人もみんな混ざってピースフルにメーデーを楽しんでいる様子だった。

通り中にに約20もの特設ステージが設けられ、ジャンルも様々な音楽が演奏されている。

クラブは外にスピーカー持ち出して、真っ昼間からガスガス4つ打ちを響かせる。
踊り狂う若者。そしてビール、ビール、ビール。


僕も混ざる。音に合わせて揺れる揺れる。
すんごい気持ちよくなって1時間程いついてしまっていた。
気付いたら、身動きがとれないほどの人だかりだ。


「こんだけ音楽やってたら、一つくらいあるだろ」と思ってたんだけどやっぱやってた。

デスメタルだ。
間にモッシュパートを挟みつつ、ブラストを切り込ませる感じのよくあるニュースクールだったけど、普通のおばちゃんがメロイック掲げてたり、おじちゃんがいきなり吠えたりしてた。
やっぱりメタルは身近な音楽なんだろう。



昼間はなんともゴキゲンでニコニコしている彼らだが、夜には万人単位で一斉に暴徒と化すという。
毎年3000人規模の逮捕者がでるとのことで、スケールも桁違いだ。
本気で危ないデモで、トルコ人の店が破壊されたり、道歩いてるだけでとばっちりで逮捕されたりするらしい。
帰りには駅前で機動隊が待機して、これから大事が起きるのだということがわかった。


僕は帰って、パスタをつくった。


明日は住民届、大使館に在留届、スパイス探しとカレー作り、夜はベルリン初のクラブと大忙し。
先日ラムの焼き肉をおごってくれた日本料理店の店長がDJをするそうなので遊びにいってくる。
こぼれ話だが、ベルリンでは店内で喫煙ができない。副流煙から従業員を守るためだ。
これには信じられないことに、バーもクラブもライブハウスも含まれる。
つまりベルリンのクラブでタバコを吸っているように見える人は、実はタバコを吸っていないということだ。






3 件のコメント:

  1. 夏あそびに行くの本気で検討してる笑

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  2. 楽しそうだなー(*・ω・)ノ私も現実逃避したい...

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  3. >しまくみさん
    いつでもいいけどお金ゆるすなら8月?今年もfuckparadeやるみたいなので
    ベルリン今年なら東郷がいるのでチャンスですよまじで
    分かんないことあったらきいてくれればOK

    >たけのうち
    どれもこれも全部現実よ

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