2011年7月1日金曜日

tumblrに移行

tumblrに移行しました。
今後ともよろしくね。

http://okappastyle.tumblr.com/

2011年6月10日金曜日

眉毛

眉剃り2011


眉毛

髪切ってない。
髭剃ってない。
眼鏡も毎日同じ。
新しく買おうにも日本みたいに安く買えるわけない。

そろそろ変化がほしい。
そうだ、眉毛を落とそう。

結果はまた後日。


ちゅーす

2011年6月3日金曜日

defiled

もう大分前のことになるが、5月19日のライブの話。

この日はHateEternal、Obscura、Beneath the Masacre、日本からDefiled。
Defiledは高校生の頃Novy(http://blog.livedoor.jp/nonesovile/)からCDを借りて聴いていたし、日本で友人のライブと対バンしていたので、一度だけだけど見たことがあった。
まさかBerlinで見れるとは思っているはずもなく、とてもうれしかった。


音楽はこんな感じ。


しかしこのパッケージには燃えた。
HateEternalでエリック・ルータンが見れるってだけでも鼻血もの。
これでチケは18ユーロとかだった。2000円くらい。


ライブはそりゃあもうすごかった。
Obscuraのバカテクっぷりもびびった。
ただ、意外なことにみんな割と静かだった。日本だったら汗だくでモッシュしまくり!って感じだろうけど。
そんなもんなのかな。

ボーカルはThulcandraというバンドもやっていて今月の11日にAbigail Williamsと一緒にベルリンくるから見に行ってこようと思う。

ライブ終わってから楽屋でウダウダして、結局ベルリンの壁行こうぜ!ってなってDefiledと壁を見に行った。それも夜中3時頃に。
翌日にはLeipzig公演だというのに。
今回のヨーロッパツアーの日程をみたけどビックリした。本当にタフだ。
その後は中国でライブやって日本に帰国するという。


なんだかんだではじめて見た壁は、とてもサイケデリック。
PinkFloydの「The Wall」をモチーフに描いた絵もあった。
すぐ行ける場所なので、散歩がてらまた見に行きたい。


で、Ostbahnhofまでデロデロ歩いてみんなでケバブ食べて別れた。
この日のケバブはめちゃウマだった。
違う国で活躍する日本人をみることが出来るのはなかなかうれしい。
Defiledのみなさん。一緒に遊べて楽しかったです。

あとエリックルータンからさりげなくピックもらっといたんだけど、JazzⅢのXLサイズなんてあんのな!

2011年5月29日日曜日

もうこちらに着いて1ヶ月以上が経った。
最初の2週間くらいは右も左もわからなくて、ものすごく長く感じた。
もうここからはあっという間に時間が経っていくのだろう。



1ヶ月で本当に沢山の方に出会えた。人が人を繋げて出会わせてくれた。
ここでも幸いにまわりの方に恵まれた。
今の家に住むことになったのも、素敵なカフェが近所にあることも、すべてが鳥肌が立つほどの幸運だった。
慣れてくると感謝を忘れそうになる。





誰一人知らない町に飛びこんできたけれど、あっという間に全部が日常になった。
ブログに「ドイツ暮らしイェー!」みたいなことを書こうと努力してみるも、もうサッパリ
浮かんでこない。そしてブログの更新は滞る。書きたいことは書けなくなる。



所詮僕が書けることは、半径1メートル程度の狭い世界の日常だけだ。
どこにいても、ただひたすらに時間は連続していく。
ベルリンにいても日本にいるときと同じように僕は世界を変えられる。
どこにいるかは大した問題じゃない。
僕の世界はすごく狭い。


頭がスッキリして物事がシンプルに見えてきたのは、この場所に来てからだ。
失業率17%の経済的に豊かでないこの町と、ここで出会えた人のおかげだ。
本当に自分にとって大事なのは何かよく考える。
日本にいるとき程やることは多くないし、自分の自由なペースで働いているから余計にかもしれない。
考える機会と時間が多くある。


今週からVHS(公共の教育施設)のドイツ語コースにも通いはじめた。
毎朝7時に寝る生活から一転、毎朝7時くらいに起きているが、これがめちゃめちゃ楽しい。
色んな国から、一つの教室に集まる。年齢も幅広い。
たった20人ほどのクラスだけど、休み時間はみんなでコーヒー飲んだり、のんびり仲良くしている。
だれも年なんて気にしてないから話すのも楽だ。
まだみんなドイツ語が話せないけど、最近は徐々に覚えたドイツ語を使い始めた。


やばいもう4時30分か。
月曜日ちゃんと起きないと。

では、好きな曲を。







2011年5月17日火曜日

ヌテラとカレー

ヌテラ(Nutella)はドイツ人のデブの素らしい。http://p.tl/ffy4

ずっと朝食は玄米フレークみたいなのとヨーグルトだったが、最近変化が起きた。
ヌテラだ。
フレーク食べるより、ヌテラとパンを組み合わせた方が安くあがる。
ビックリ安くて(高さ30センチくらいで50セント程)そこそこイケるパンにヌテラを塗れば、ほらご馳走に早変わり。
最近はヌテラも高いとJaブランド(スーパーで取り扱ってる恐ろしく安い商品をだすブランド)のパチモンに切り替えた。
多少粉っぽいけど、まだイケる。
水代わりのオレンジジュースもやめて、水に切り替えた。
ちなみにこっちの水は基本が炭酸ガス入りだ。

夕食は毎日休むことなく自炊。
パスタパスタカレーパスタみたいな感じだけど。
ロシアの餃子も作ったりした。

料理はめちゃめちゃおもしろい。
味がキマった時の喜びはもう格別。

頭の中で段取り組みながらテキパキ動く。
中3のとき借金してBC.RichUSAのギターを買った。
高校入学と同時に借金返すために半年だけファミレスバイトしたことがある。
その勘が戻ってくる。
全部順序だてて、とにかく時間と体力のロスがないように動いていくのだ。

自分でやってる分にはゲーム感覚で楽しい。
でもあの戦場のようなキッチンは、もう御免だ。

今ハマっているのはカレー。
もちろんスパイスから調合して作りあげる。
集まればカレー談義に花が咲く。
「あそこのマーケットのスパイスは安い!」「Kreuzbergにインドの量販店があってだね」…。
僕がカレーの話ばっかしてるせいかもしれないけど、カレー作るの好きな人本当に多いと思う。

こないだは青木さんとイーノさんのとこにカレー研究にいった。
ンマイ。
セロリとにんじんでダシをとった優しい味を堪能した。


Inaoさんの「カレーは味噌汁」の言葉には痺れたな。
味噌汁みたいに一人一人絶対味違うって意味。
だから、カレー作るのも食べるのも面白いんだよね。


昨日は川口ゆいさんのダンスとモハンマドの太鼓を聴きに近くのダンス場にいった。
ダンスは今まで縁がなかったけど、コンテンポラリーのダンスにすごく興味を持っている。
見る機会が多いからかな。
体が動き始めたとき、場の空気が変わるあの瞬間が好きだ。
勿論モハンマドの太鼓も、そりゃあすごかった。


昨日作ったキーマカレーは、すごく良い出来だった。
ヨーグルトカレーはこないだ酸っぱくなりすぎて失敗したので、今度は美味しいカレーにしたいな。
6月に我が家で開催予定のカレーパーティーと、帰国後の出張カレー屋「東郷カレー」のオープンを目指して今宵も研究に励むよ。

2011年5月6日金曜日

tacheles

先日のベルリン初のクラブだけど、とにかくすんごい安かった。
入場のチャージは5ユーロ。


SO36という老舗のクラブで、来月からのスケジュールではGWARとかThe Adictsとかがライブをやる。日本からもChurch of MiseryがEYEHATEGODとカップリングでライブをしにくるようだ。

普通にみんなタバコを吸ってたのが、ちょっと残念だった。




ここ数日はかなり寒い。予報を見ると最高気温が12℃とか。
とても半袖では町を歩けない寒さだ。




家の近くの通りを歩いて10分くらいいったところにTacheles(タヘレス)というちょっと度肝を抜かれる建物がある。



廃墟ビル丸ごとクリエイターが占拠しているトンデモない建物だ。
超汚いし、壁に書かれた絵もそりゃもうすごいことになっているし。なんか変なニオイするし、初めてきたときは「ナンナンダ!」と思ったが、2回目にはもう大分慣れていた。
fuckparadeのミーティングとかもやってるみたい。



もう一昨日のことになるが、ここで家主の友人のchuuuさんとKuriさんがタヘレスの仲間とライブペインティングをやるというので見に行った。



日本への思いと、反原発の思いを込めた60分のパフォーマンスはあっという間。
視覚でこんなに気持ちよくなったのは初めてだったかもしれない。
これがずっと続くと良いのにな、と感じた。心地よかった。



全部終わったあと。



ドイツの首都ベルリンには日本人がとても少ない。
300万人のうち3000だか4000人だかと言われている。
0.1%だ。
だから、日本人のネットワークはとても密。
知り合いの知り合いとかだったらすぐに繋がるし、共通の知人がいることも多い。
誰も知り合いがいない町に飛び込んできたけど
動けば、知り合いの数はすごい勢いで増える。

反対に、なかなかドイツ人の友人はできなかった。

毎日刺激的だけど、これじゃあ日本いるのとあんま変わらんじゃん!と思った。
でもここにきて2週間、ようやく少し突破口がみえてきた気がする。かな。

明日はVHS(日本だと地域のコミュニティセンターみたいなとこかな)のドイツ語講座の入学試験。といっても定員割ってればスコアはいくつでも入れるので、ただのクラス分けのための到達度測定なんだけど。


VHS=volkshochschuleへの入学はこっちに住民票があることが条件。
どうしてもここに入りたくて早く住所を確定させたかった。


なんたってVHSのドイツ語コースは、3ヶ月で100ユーロ程度という超破格の安さ。
流石、教育大国ドイツ。国民の教育には手厚いようだ。


金曜日の今日からは休日ノリ。
一週間のなかでも多くのイベントがある時期。
8日はMariaというクラブで日本へのチャリティイベントだ。

ああ、また週末がやってきたんだな。


そうそう
クラブのスケジュール見てたら見つけて、XJAPANスタンディングなんてみること一生ないだろと思って、40ユーロだったからベルリン公演のチケットとったんだけど
で整理番号400番だったんだけど
ねえ
日本だと東京ドーム埋まるよね
これ、大丈夫?


                                                    



2011年5月2日月曜日

May day

今日はメーデーだった。

前夜祭の昨日は家の前にパトカーが12台も止まっていて、不穏な雰囲気だった。


家からの写真。すごくわかりにくいけど、奥にいるのがデモ。パトカーが道を封鎖している。
シュプレヒコールもあげまくりで、おっかなかった。
家のあるRosenthaler通りはデモの通り道になることは多々あるが、集会所になることはこれまでなかったそうだ。




メーデーの今日5月1日はKreuzbergで大規模なデモ集会が行われた。

もともと労働、雇用条件の改善を求めるためにおこなわれるデモだ。
外国人労働者は目の敵にされるかもしれない。

でも、当然行ってきた。
僕はドイツで労働していないから強気だ。


駅についたら、いつもよりもたくさんの人がいる。
いつもと違う雰囲気の通りをテクテク歩いて集会所へ。







あれ、完全に祭りだ。
Das ist Party.

おっかなびっくりしている僕の心配をよそに、トルコ人も他の国の人もみんな混ざってピースフルにメーデーを楽しんでいる様子だった。

通り中にに約20もの特設ステージが設けられ、ジャンルも様々な音楽が演奏されている。

クラブは外にスピーカー持ち出して、真っ昼間からガスガス4つ打ちを響かせる。
踊り狂う若者。そしてビール、ビール、ビール。


僕も混ざる。音に合わせて揺れる揺れる。
すんごい気持ちよくなって1時間程いついてしまっていた。
気付いたら、身動きがとれないほどの人だかりだ。


「こんだけ音楽やってたら、一つくらいあるだろ」と思ってたんだけどやっぱやってた。

デスメタルだ。
間にモッシュパートを挟みつつ、ブラストを切り込ませる感じのよくあるニュースクールだったけど、普通のおばちゃんがメロイック掲げてたり、おじちゃんがいきなり吠えたりしてた。
やっぱりメタルは身近な音楽なんだろう。



昼間はなんともゴキゲンでニコニコしている彼らだが、夜には万人単位で一斉に暴徒と化すという。
毎年3000人規模の逮捕者がでるとのことで、スケールも桁違いだ。
本気で危ないデモで、トルコ人の店が破壊されたり、道歩いてるだけでとばっちりで逮捕されたりするらしい。
帰りには駅前で機動隊が待機して、これから大事が起きるのだということがわかった。


僕は帰って、パスタをつくった。


明日は住民届、大使館に在留届、スパイス探しとカレー作り、夜はベルリン初のクラブと大忙し。
先日ラムの焼き肉をおごってくれた日本料理店の店長がDJをするそうなので遊びにいってくる。
こぼれ話だが、ベルリンでは店内で喫煙ができない。副流煙から従業員を守るためだ。
これには信じられないことに、バーもクラブもライブハウスも含まれる。
つまりベルリンのクラブでタバコを吸っているように見える人は、実はタバコを吸っていないということだ。






2011年4月27日水曜日

あっという間にドイツに来て6日、ベルリンにきて4日が経つ。



ミュンヘン国際空港に着いて、まずビックリしたのはめちゃめちゃ日差しが強いこと。かなり暑い。こっちきてから長袖着たことない。
外人がサングラスかけてるのをテレビとかで見てかっこつけてやがんぜ、とか斜に構えてはいけない。あれは本当に必要なものだ。
僕もそのうち大門のようなサングラスをかけることになるかもしれない。
なんせ4月でこの太陽だ。夏なんて想像を絶するだろう。


チャリの止め方がダイナミックだ




ミュンヘンに2日間滞在して、23日にはベルリンについた。
ICEはそんなに速くなかった。
車窓から見える景色はのどかな田園風景から、窓ガラスが割れて屋根に穴が空いた荒んだ建物まで見ることができた。
かなり危ない感じの町並みもみることができて、ドキドキした。



実はベルリン着いたころは結構キツかった。
家も決まらないし、それどころかその日泊まる場所すら決まっていなかった。
1日15ユーロ程度でも、毎日場所を変えながらホステルで生活していれば結構な金額になるし、何より心が落ち着かない。ヘトヘト。


ベルリンきて2日目、この日もBerlin中央駅のマックへ移動して物件探ししていたら、mixiのコミュニティでお部屋情報を見つけた。
しかも時間をみると情報出たばっか。mixiにでる物件は競争率が高くて、これまでアポとったとこも既に入居者決まったりで全滅していたのだ。


高鳴る鼓動を抑えきれずマッハでメッセ。それでもおさまらずに書いてあった番号に公衆電話から電話をかける。
日本の話し中みたいな呼び出し音だ。本当にかかってるのか不安になる。

無事にコンタクトをとることができ、そのまますぐに物件の見学にいけることになった。
で、そのまま決定。

まさかまさかのベルリン着いてから24時間も経たずにして、住居が決まった。
最寄りはHackescher Marktという駅だ。
行って見るとペルガモン博物館が散歩コースという凄まじいベルリン中心地だった。
すぐ近くには坂本龍一邸もあるそうだ。

とにかく、そんなとこにこれから1年住むことになった。


すごい勢いで話が進んだ。
物件探しは、話を進めてたとこが軒並み他の人に入居が決まったりと難航を極めていた。財布のお金は減る一方。「いつまでホステル生活なのかな」と、ぶっちゃけるとベルリン着いたころにはお先真っ暗になっていたのだが、ものの数時間でパーッと明るく開けた。
家さえ決まれば、全部天国に見える不思議。
スーパーでパン30円とか日本だと1000円くらいする瓶詰めピクルスが100円切っていたりとか、食品の安さはもう猛烈。


家主は日本人の造形作家の方。
その方の紹介で一昨日25日はPray for Japanのチャリティイベントに行ってきた。
ベルリン在住の日本人アーティストの素晴らしいパフォーマンスをみることができた。
ベルリン来て早々、最前線突っ走ってるアーティストコミュ二ティに顔出すことができたのも、非常に幸運だったと思う。
たくさんの刺激を受けた。
あと、ベルリンに日本人ばっかりという環境がなんだか変な感じだった。


ようやく落ち着いてきたので、昨日は町に写真を撮りに行った。


バケツをひっくり返したような激しいスコールも4回ほどあった。
夏はこんな感じの天気になるらしい。ひえー。
それでもみんな傘をささない。

その後はBerlinZOOまでPray for Japanのチャリティへ。



バックほしいのと、日本人に会うつもりで行ったけど結局お手伝いして帰ってきた。
募金をしてくれたら折り鶴を、5ユーロの募金ではバックを贈る。
震災時は海外からも当然電話は通じなかったり、震災後も入ってくるメディアの情報も偏ったりしていたりで、海外居住の日本人には相当なストレスがかかっているのだろう。

小さい生意気そうな子どもたちのグループや、わざわざ車を降りて募金しにきてくれたティーン、中には10ユーロ紙幣を何枚も握りしめて募金してくれるおばちゃんもいた。
ベルリンの5ユーロは1時間の時給くらい。本当に価値がある金額なのに。



これから1年お世話になるこの町に、何か恩返しができたらと思う。



僕は無事です。元気にしてます。ごはんもOKです。まだ芋もソーセージも食べてないけど。
明日か明後日には入居かな。本当に運が良かった。
もしベルリンに来るときは、連絡ください。


これからが本番。
楽しみ、楽しみ。

2011年4月21日木曜日

出発進行

昨日は仮パッキングを終えてからルミ子の写真展に行った。
場所は千葉登戸のTreasureRiverBookCafe。
場所はちょっとわかりにくいけれど、広くて明るくて良いところだ。
5月20日までやっているので、興味をもった人は是非行ってみて。
ルミ子が撮った、ムーミンが出てきそうな北欧写真がたくさんあるから。





ここ4週間くらいは凄まじい忙しさだった。特に3週くらいはひどい。先週の木曜日からは色々なことが重なってしまって、もう殆ど寝ていない。
寝てない自慢がしたいわけでは全くなくて、ただ僕が言いたいのは「準備は後手にまわすな」ということ。これ、今更だけど本当よ。
書類の類、予約必要なもの、問い合わせはできる時にしとくのが鉄則。
不安が多いと疲れてしまうから。

出発直前は身辺整理に時間がとられる。
買い物の請求もどうなってるかな。
クレカ払いなので、いくら使ったかわからないけど、ここ数日で結構な額になっていると思う。


毎回出発の前はそうだけど、準備なんていくらやってもキリがないと感じる。
いくらやってもどうせキリがないのだから、と開き直っていつも大抵ほどほどにして出発する。
でも今回は勝手が違う。
なんせはじめての海外生活、しかもはじめての一人暮らしだ。


ギターの弦とかってドイツ(しかも住居は首都ベルリンに借りるつもり)で探すの大変なんじゃないかと思って御茶ノ水で買っておいたりした。新しいチューナーも一緒に。
でも結局ギターは向こうに持っていけないことになってしまったから、買い置きはまるで意味がなかった。

多分ベルリンに着いたらなんでもあるんじゃないかと思う。
でも、やっぱりないものもあるんじゃないかとも思ってパッキングに慎重になっている。
これから荷物の減らしにかかることにする。


先週の金曜日は1年生の頃からお世話になっている西千葉のバー「呼吸」が「セイヤをドイツに送り込む会」をやってくれた。
大学での友人は勿論、呼吸でお世話になっているみなさん、中学校の同級生なんかがきてくれて、なんとも楽しい夜だった。
Ustでラジオ中継したりしたが、僕の物真似のヒドさには自分でも辟易した。
物真似とか一発芸とか、めちゃめちゃ苦手。なんか一つでもできるようなネタがあったらいいな、と思った。

ラジオの終わりには、「セイヤとビールとソーセージ」という曲のプレゼントがあった。サプライズでオリジナルの曲を作ってくれていたのだ。
会の前にも集まって練習してくれたそうな。
タイトルの通りなんともキャッチーな曲で、良い感じだった。
「セイヤのそばには僕らがいるじゃないか」という歌詞の合唱には涙腺がかなり緩んだ。もう泣くんじゃないかと思った。

新吾から生まれてこのかたもらったことのないような大きな花束をもらったので、この日は歩いて帰宅した。


家帰って、twitterのタイムライン見て泣いた。

研究室でも、学科でも送別会を開いてくれた。
うれしくて、早くベルリン行って、早く帰ってきたくなった。
帰ってきたら、きっと色んなものが変わっているんだろう。


本当に周りに恵まれた。
誰も知り合いいないとこに行くけど、おかげでなんだか元気にやっていけそうな気がする。
100年越しの東郷ターンをガツンとキメてくるよ。

みんなアリガト。



いよいよ今日か。
半年前に休学を決め、ヨーロッパに行くことにしてからはあっという間だった。


では、行ってきます。
くれぐれも達者でな!

2011年3月25日金曜日

ちょっと京都いってくるわ

結構間空いたな。


地震が起きて、予定がふっとんだけど千葉の住んでるあたりは大変なことは、あまりなかった。家に関しては棚が倒れたりとか、その程度。
ただ家の外がすごかった。

あとから聞いたのだけど、JFEのこれは計画的な放出だったそうだ。
故に火災扱いはされていない。よかった。


あと島根で撮って来た写真がfotologueでToday's Pick をもらった。
ビックリしたし、すんごくうれしかった。
励みになるなあ。





今日からもういっぺん京都行ってくる。
2月末に島根の帰りに京都に寄って以来、京都にはハマった。


愛車のJamis Aurora Eliteも、既に1ヶ月くらい滋賀の友人の家に置かせてもらっている。
テントの屋根で一応グルグルまきに縛っているが、どうだろう。雨にも負けずに無事にしているかな。

Jamisの回収とどっちがついでかわからんけど、アミタ持続研の田舎で働き隊の報告会にも参加してくる。

京都の宿泊地はまたも山こま食堂にお願いすることにした。
京大吉田寮は、残念ながら新入生が入ってくる時期とのことで、この時期宿泊不可だそうだ。
今回は現時点で僕の他に2人泊まるらしく、恐らく雑魚寝だろう。2人とも、知り合いなので久しぶりの再会が楽しみだ。
山こま山こまいってるけど、実際には食堂ではなく普通に前枝さんの家だ。
食事はめちゃめちゃ美味しい。


京都では、民族楽器コイズミ。絵本屋さんのきんだあらんど、銭湯柳湯、市美と国立博物館、三十三間堂には訪れてきたい。あ、あとアローンで特大オムライスを食べるのも忘れないでおく。


京都は個人営業のお店、しかも一目でこれは曲者!とわかるようなお店が細い通りにもすごい数があってディープだ。中学校の修学旅行ではお寺回って終わりだったけど、21歳になって行った京都ではお寺よりも、寧ろお店に目がいった。

名古屋の大須には劣るけど、訳わかんないとこがたくさんあって興奮した。
商店街の規模は尋常じゃない。デカすぎ。


こないだは雨で全然写真撮れなかったから、今度は撮ってこようと思う。




昨日はライブだった。
久しぶりのライブ出演。場所はElectric Cucumberやってた時にめちゃお世話になった西千葉ZX。
「ゲルマン人諸君!」という名の3人組で朗読に合わせて即興演奏してきた。
僕が読んだのは宮沢賢治「よだかの星」。ギリギリまでは桃太郎読むつもりだった。
10ページ読んだら、長すぎてダレた。

「ぐりとぐら」でのアコギ演奏はすこぶる良い感じで、哀愁をぶちまけていたと思う。
泣かすつもりだったのに、弾いてる自分が泣きそうだった。


集合写真後からみたら、一人だけなんか違う。でもなんだか楽しそうで気にいっている。
みんな、俺は元気にしてるよ。



最後に高校時代からの友人NOVYのブログを紹介しとく。
幸か不幸か奇跡的にガチメタラーと同じクラスになったが最後、あとは二人揃ってメタル馬鹿一代。夜な夜な新宿のロックバーにも繰り出したりしてた。家遠いのに。
彼は何があっても毎日ブログを更新し続けている。肉体も超人的だ。
今日もサイコーだよ。
http://blog.livedoor.jp/nonesovile/





じゅあ、ちょっくらいってくるわ。

2011年3月2日水曜日

ひとまず帰って来た

ご無沙汰!


2月17日から千葉を離れていました。
久しぶりのネット環境です。
ニュースをみたら地震だったり暴動だったり、ENTのフィルが死んでいたり、とんでもないことがたくさん起こってた。
自分は平穏無事に過ごしていたのでなんだか変な感じ。


さて、旅行の話。
自分では今回の遠出は旅行している気分ではなかったので、「旅行の話」というのは違和感があるんだけど…この感じ共有できるかな。
いつもの所謂「旅行」とは感覚的に全く違った。
目的が明確にあったからかもしれないな。
あと、旅というにはとにかく余裕がなかった。金銭的にも時間にも。


自転車をこぎこぎ。ひたすら西へ。目的地は大阪。
スケジュール的に自転車で大阪までは行ききることができないことは分かっていたので、電車も併用。
計3度行ったので輪行も多少上手くなった気がする。
箱根峠と関ヶ原あたりの難所は電車で越えました。

小田原からみた箱根峠は山でした。
あんなの越えられんよ、と思った。

滞在した場所は
世田谷〜相模大野〜浜松〜東岡崎〜名古屋〜大津〜島根〜京都。
島根は自身の遠出とは別件で行ってるので宿泊地はあったけど、それ以外の日は野宿したり色んな人にお世話になったり。
おかげさまで宿泊費はゼロ円。
野宿は寒くて寝られなくて次の日がめちゃめちゃ辛かった。


京都の山コマ食堂に2日間お世話になった。
家主は自宅で食事会をきままにしている素敵な方。
味噌とかいろいろ手作り。冷蔵庫を持たない生活にビックリ。そんな人はじめて。



「電車移動よりきっと町の雰囲気がわかるだろう」と思って自転車で出発したけど、結論はそんなことはなかったです。


最初はドキドキしたし新鮮だったけど、4日目くらいになるとただ走ることにしか意識がいかず、根比べのようになってるのに気づいた。
見たいはずだった町は、ただ景色として過ぎて行くだけ。
国道の景色なんて似たり寄ったり。それに自転車で入り込めるとこなんて結構たかが知れてる。


町は歩くのが一番自分に合ってるなと思った。
町の人と話して色んなとこ紹介してもらったりするとまたディープな世界に入れるし、楽しい。


京都の知る人ぞ知る楽器店「民族楽器コイズミ」の方に紹介してもらったお店、「グリル喫茶 アローン」http://www.kyotogmap.com/shop/0146_aron/index.html
お客さんは僕一人で何ともアローンだったけど、巨大なオムライスは最高だった。


島根での5日間のことはまたまとめてお伝えできるかな。



今自転車は滋賀。
また10日から西にいってきます。
18切符が残り4日分だし、今度はすぐに帰って来ると思う。
歩きメインにする予定。


そんなこんなで千葉に戻ってきて二日目。
やっぱり自宅はいいなあ。
昨日は母のカレーを食べて、大好きな音楽をたくさん聴いて過ごしました。

ちなみに今日は朝もカレー。
昼も中学校時代の友人たちと新浦安にてカレー。
僕のリクエストだけどさすがにカレー食べ過ぎ。


帰り道にユニオンでNorthern Portraitというバンドのアルバムを買った。
知らないバンドだったけどデンマーク、ネオアコということで即決。
今聴いてるけど、大当たりだ。

2011年2月16日水曜日

2月。まだ寒い。

春休みになったので、明日(17日)から西に行って来ます。

今日は夜な夜な荷造り中。
なんか、西方面で「ここの写真教材で使いたいから撮って来てね」みたいなのがあったらなんなりとどうぞ。撮ってくるから。課題用でも可。


3月1日〜5日は千葉にいる予定。その後はまたしばらく関西にいってます。
千葉の方そのあたりにカレーでも食べ行きましょう。

4日夜はUNITEDのライブに行くかも。
ちょっと大変なことになっている。
http://www.united-official.com/jpn/index.html

なんと湯浅氏だ!



春休みがはじまって、まだ一週間経ってないのに、もう授業終わったのがずっと前のよう。
今日は金曜日振りに大学行ってドイツ語の勉強をバリバリ。
スタディールームも閑散。
さすがに大学も春休みモードになってきている感じ。



まともな投稿は初なので、どこまでパーソナルなことを晒して書いていいのか様子を伺っています。
基本的にはmixiとかと同じ感じでいいのかな。


最近気にいってるLudovico Einaudi。
イタリア人のピアニストで、欧州ではバカ売れらしい。

「THIS IS ENGLAND」というイギリス映画に楽曲を提供している。
12才の少年が極右団体(所謂スキンズ)に出入りするっていうあらすじ。パンクスならその設定だけで胸が熱くなるってもんだけど、ホントよくできてんの。この話。

主役の男の子が、「THE生意気なクソガキ」って感じでサイコー。
よくこんなヤツ見つけてきたな。

イギリスではトレインスポッティング越えた!とか騒がれるほどの大人気で、現在3年後の彼らを描いた「THIS IS ENGLAND'86」がテレビドラマでやってるとのこと。


僕自身は右翼でもないし、むしろ髪なんて伸びるのになんで切るの?みたいなややヒッピーよりの考えだけど、この映画は大好きだよ。

この曲は1番好きなエンドロールの曲。
ああ、CDほしいなあ。


今日は大学でテント張ったり、自転車いじったりしたあとこれいってきます。
http://www.norway.or.jp/news_events/culture/music/-2011/

ULVERのリミックスとかしてる人が来る。楽しみ。

夜は友人がパーティを開いてくれるらしい。
そんなんなんかしみじみするな、と思うけどやっぱりうれしい。

お礼にリコーダーを演奏してあげようと思う。






2011年2月12日土曜日